きものでお出かけ・草履とバック

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きもの用の草履とバック。
自分で草履を誂えるのは初めてです。

大分以前に母が訪問着を誂えてくれた際に、その呉服屋さんで合わせて一緒に揃えて貰った草履で、結婚式などに何度か出掛けた事がありましたが、履き方も良くわかっていなかったからか、鼻緒の部分が痛くて痛くて、着付けを習い始める際にもこの草履の痛さは心配の種でした。

そこで、きもの雑誌などで、好みの台と鼻緒を選べ、職人さんが足に合わせて歩きやすく鼻緒を挿げてくれると評判の、浅草の長谷川商店さんへ。
履物問屋さんですが、小売もしてくれるこのお店。
問屋さんならではの、ものすごい数の台と鼻緒に圧倒されます。

素敵な着物姿の女将さんに、着付け初心者の初めての草履であることを告げ、合わせたい手持ちのきものの写真を見て貰うと、低反発で初心者にも履きやすく、色も何にでも合わせやすいこれからの一足目として、シルバーグレーの台を薦めてくれました。
鼻緒は自分の好みで、紬地のシンプルなものを選び、持参した足袋を履いて足を台に合わせ、その場で職人さんに鼻緒の挿げ方を見て貰うと、一ヶ月ほどで仕上がるとのこと。

女将さんも職人さんもとても親切で、価格も問屋さんの良心的な価格。
台と鼻緒を豊富な品揃えの中から選べるので、自分の好みにぴったりな一足を誂えられるのも大きな魅力です。

さて、肝心の履き心地は、心配していた痛みは一切なく、とても快適な履き心地。

バックもこの草履に合わせて、シルバーグレーのシンプルで小ぶりなものにしてみました。