横浜にぎわい座で、毎月第一土曜日の夜に開催されている、真打4人による古典落語の名作四作の公演「名作落語の夕べ」に行って来ました。
この「名作落語の夕べ」には、時代物のイラストレーションの為の勉強を始めてしばらく経った、4年程前に一年弱ほど、ほぼ毎月通ってから、ひさしぶりの公演。
そんな訳で、落語も初心者のままですが、ひさしぶりの今回も、古典落語の名作をたっぷりたのしめました。
特に、古今亭寿輔師匠の「文七元結」。
派手な着物と、枕のひょうひょうとした面白いお噺しから、がらっと変わって、本題に入ると、臨場感すばらしく、ぐっとお噺しに引き込まれてしまい、良かったです。
大好きな歌舞伎の「人情噺 文七元結」を何度か観ていて、大好きな演目なので、歌舞伎の
場面が思い浮かんでしまうのかな?と思ったりしていましたが、そんな心配は一切不要でした。
高座では全く別物の世界が繰り広げられ、古今亭寿輔師匠オリジナルの臨場感たっぷりな魅力的な世界が繰り広げられました。
さすが三遊亭圓朝師匠の創作落語。
歌舞伎とは違う面白さを味わわせて貰えました。
お仲入りのお弁当は、売店で売られている地元野毛のとんかつ屋さん「かつ半」のカツサンド。
とてもおいしくてお気に入りです。
横浜にぎわい座以外の小屋に行った事のない私なのですが、新宿の末廣亭や上野の鈴本演芸場にも足を運んでみたくなりました。