きものでお出かけ・紬の洒落袋帯

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昨日の表参道の銕仙会能楽研究所での「能への扉『天鼓~弄鼓之舞~』」へは、着物で出掛けました。

焦茶無地のいしげ結城紬に、幾何学柄の紬の西陣織の洒落袋へ、むじな菊の小紋の長羽織を羽織って。

ブローチを加工して貰った瓢箪の鎌倉彫の帯留めに臙脂の三分紐を通して、帯揚げは薄茶の厚手の縮緬で。

首元には戴き物で作らせて貰ったシルバーフォックスの襟巻を巻いて。

表参道の銕仙会能楽堂の見所は、背もたれのない階段式なので、帯がコルセット代わりにからだを支えてくれて、洋服で鑑賞するより楽に感じました。

何かと洋服よりは不自由に思えてしまう着物初心者ですが、かえって楽な時もあるとわかり、とてもうれしい経験でした。