昨日の着付け教室卒業祝と称してのお師匠さんである友人とのごはん会へは、もちろん着物で。
着物と言っても、絹紅梅の浴衣ですが、絹紅梅なら、ホテルでのお食事でもOKとのことで、仕立て上がったばかりの福良雀に竹柄の絹紅梅にはじめて袖を通しました。
まだ6月の単衣の時期ですが、6月も下旬なら、絹紅梅でも大丈夫と、お師匠さんに太鼓判を押してもらっていましたが、襦袢を濃い浅葱色の小千谷麻にして、透け感を抑えることに。
盛夏になったら、白い襦袢にして、透け感をたのしむつもりです。
帯は、白の両もじりの博多の紗献上。
絞りの入った青緑色の絽の帯揚げに、鮮やかな菫色の細めのゆるぎの帯〆を合わせました。
昼過ぎからのしとしと雨だったので、雨の日でもOKのカレンブロッソの夏用麻草履に爪皮を付けて。
雨の日のきものお出かけは、なんと!!今回が初めての私。
昨年の梅雨入りの時に、雨支度として揃えていた雨ゴートと、名入れまでした雨傘もめでたく(?)初お目見えしました。
雨支度は整えながら、怖がって雨の日にはきものはあきらめつづけて来てしまっていましたが、今回は、お師匠さんとのお出かけということで、心強い味方がいてくれたので、やっと雨の日デビューが実現出来ました!!
ひさしぶりの着物お出かけで、帯結びを失敗したりしてしまいましたが、こちらもお師匠さんにお化粧室でお直しして頂きます。
絹紅梅も紗献上もはじめての着付けで、着物も帯も素材の違いで着付ける感覚もそれぞれに違うものなんだな、と実感。
新たに湧いて来た疑問や問題について、お師匠さんにまた、ひとつひとつ丁寧に教えて頂きました。
まだまだ全く着付け初心者のままの私です。
着物の世界はほんとに深くて遠い。
けれどもたのしく、そしてやはり悩ましいことも沢山です。