一ツ橋にある如水会館の日本料理「橋畔亭」で、現代名工・鈴木直登先生の「夜桜の会」のお料理を戴きました。
鈴木先生のお料理は、江戸に関するお話しを伺いながら、お料理を戴く「江戸サロン」の番外編として、東京會舘「八千代」で、一昨年の夏と秋に戴いて以来の三度目。
一昨年に参加の二度の会では、二度ともお野菜がテーマのお野菜づくしの献立で、とても美味しく素晴らしい演出に感動し、存分にたのしませて頂いたのですが、ぜひ一度、現代の名工の鈴木先生のお魚のお料理も戴いてみたい!!と思っていたので、この日をことのほかたのしみに伺いました。
様々な春の食材とお魚のお料理を十品、たっぷり堪能。
たのしみにしていたお魚料理のお味も美味しく、すべてのお皿に桜を取り入れたお料理と、夜桜にちなんだお部屋やお皿の蝋燭の照明に、店先の桜の花枝の演出も素敵で、街の桜の満開を前に、舌と目でたっぷりの桜を味わいました。
特別ゲストとして同席の、能楽師・谷本健吾さんと安藤貴康さんに、桜にちなんだ「熊野」と「吉野天人」も謡って頂き、贅沢なひとときを堪能した「夜桜の会」でした。