一昨日の「能楽妄想ナイト」には、久留米絣に八重山みんさ織の半巾帯で出かけました。
春に誂えた久留米絣ですが、手織りは少し地厚なので、これぐらいの陽気の方が心地いい気がします。
秋らしい色合いにと、茶系に久留米の藍色に合った藍色の入ったミンサーの半巾帯で気軽に。
矢の字結びですが、着崩れ防止も兼ねて、葡萄鼠の縮緬帯揚げと、帯〆は栗皮茶色の細めの冠組を合わせました。
合う羽織物がないので、洋服にも使える、というより、きっと洋服用のminoという雪国の「蓑」から生まれたという羽織タイプのチャコールグレーのニットポンチョを羽織って。
からだをすっぽり覆ってくれる大判で、３割ほどですがアルパカも入っているので、ほっこりと温かです。