一昨年から、冬になると、たのしみに取り寄せている焼き芋。
茨城県の「蔵出焼き芋かいつか」さんの熟成焼き芋です。
皮から蜜が溢れ出ているものもあり、ものすごく甘くて、まるでお菓子のよう。
さつまいもの収穫時期は秋ですが、収穫後、貯蔵庫でじっくり寝かせることで、甘さが増すとのことで、冬まで待ってのおたのしみの取り寄せ。
今年の焼き芋も、甘くておいしい〜〜〜!!!
焼き芋と言うと、広重の『江戸名所百景』のうちの「びくにはし雪中」の浮世絵の雪景色が思い浮かぶのも、冬に食べたくなる所以。
「◯やき」は皮ごと丸焼きにするからで、
「十三里」は、栗よりおいしい、という意味で、
栗(九里)+より(四里)=十三里という洒落。
「八里半」という言い方もあるそうですが、
こちらは栗(九里)に迫るという意味で、少し謙虚な表現。
焼き栗も大好きな私としては、どちらとも言い難い気持ちになりますが、
この「かいつか」さんの蔵出焼き芋は、栗よりおいしい十三里の焼き芋です。