陶芸家の宇多田理恵さんの振り出し。
西荻窪のギャラリーFALLさんでの「宇多田理恵 陶展 anemophilous〜街を漂う不可視のかたち」で出会いました。
数年前にひとめぼれして、うちに来て貰い、大切に使わせて貰っている宇多田さんの振り出し作品(は、こちら→ひとめぼれの振り出し)。
その作品とは違った作風の、この「風媒」(anemophilous)をモチーフにされたという振り出し。
とても魅力的な以前の作品とはまた違った、こちらも不思議な魅力に溢れたすてきなすてきな作品です。
同じくらいの大きさの花器と迷って、「私です」と名乗り出てくれたように見えたこの作品に、一緒に帰って貰うことに。
振り出しなので、やはり入れるお菓子をと、緑寿庵清水さんの金平糖を。
今回も宇多田さんのこの作品に合う色合をと、天然サイダーと檸檬、苺の3味の詰合せを。
丁寧に時間を掛けて作られた金平糖の優しい甘みとそれぞれの風味が豊かでとても美味しい金平糖です。
宇多田さんのこの新しい振り出し作品。
部屋に飾らせて貰って見るたびに、そして振り出しとして使わせて貰うたびに、魅力的な色合いと質感と美しいかたちで、癒しの幸せ空間を作って貰っています。