江戸時代には、良質なブドウ糖やミネラル分を多く含む甘酒は、夏バテを防止し、体力回復に効く、夏の栄養ドリンクとして飲まれ、甘酒売りは夏の風物詩だったという甘酒。
いまでも俳句においては、甘酒は夏の季語。
けれど私自身は幼い頃から、甘酒というと、お正月のお参りなどで神社やお寺で戴いたり、家庭でも冬の寒い時期に体を温める飲み物という印象を強く持っていました。
ここ数年、飲む点滴として、夏の冷やし甘酒が広く知れ渡り、人気となっていましたが、夏に食欲が衰えるということがないので、点滴をする必要性も感じられず、夏に冷やした甘酒で栄養補給をしようという気が湧かないでいました。
が、この夏のこの酷暑!!
それでも食欲は衰えず、夏バテもしていないのですが、この異常な暑さつづきに、ついに冷やし甘酒で夏バテ防止をしてみよう!!という気持ちに。
神田明神の天野屋さんのストレート甘酒を冷たく冷やして戴きました。
夏に甘酒を戴く気にならない原因に、甘酒のまったりした甘さがあったので、レモンも準備して。
けれどこの甘酒、すっきりした甘さで、少しも甘すぎず、そのままでとってもおいしい!!
せっかく用意したのでレモンも入れてみると、よりさっぱりして、こちらもおいしいけれど、うんと冷やしてそのままがいちばんおいしく思えます。
同じ天野屋さんのなめみそ。
もろきゅうにしたり、炊きたて熱々の白いご飯にのせるとおいしい~!!
もともと衰えていない食欲は増すほどで、おいしい冷やし甘酒ともろみそで、酷暑の疲れを吹き飛ばして貰えそうです!!