榮太樓さんの名代金鍔。大好物です。
和菓子大大好き!!なのですが、実は以前は金鍔をあまり美味しいと思ったことがなく、珍しくあまり好みではない和菓子だったのです。
ところが、文庫のカバー装画と、章扉イラストを描かせて頂いた、田牧大和先生の「晴れの日には」と「甘いもんでもおひとつ」の藍千堂シリーズの作中に登場する金鍔が、あまりにも美味しそうで、その田牧先生のお気に入り金鍔が、榮太樓さんの名代金鍔と伺い、ならばと試してみると、これがおいしくておいしくて!!これが金鍔だったの??!!と驚き感動を!!
極薄皮の生地にごま油の風味がたまらなく、なんといっても餡がおいしい〜〜〜!!!
以来、榮太樓さんの金鍔は、大大好物の和菓子に。
藍千堂の主人公たちが、毎日餡の出来栄えを確かめるために、八つ時に作る焼きたての金鍔の描写が、これまた垂涎なのですが、オーブントースターで温めて戴くと、外の薄皮がぱりっとして、中の温まった餡子はほくっと格別で、藍千堂の焼きたて金鍔を再現出来たように思えます。
それとは正反対に、夏の暑い時期には、冷蔵庫でよく冷やしたり、冷凍庫で凍らせたものを半解凍してから戴くのもお気に入りの食べ方。
特に初夏と夏限定の甘夏とずんだの金鍔は、冷やして戴くのが私のお気に入りです。