今日、６月３０日水無月晦日は、夏越の大祓の日。
お参りしている地元の神社。
今年は新型感染症の予防対策で、大祓式の神事の一般の参列は中止とのことで、先週末に、お祓いして頂く人形（ひとがた）と初穂料を納めに伺い、設置された大茅の輪をくぐってお清めを。
拝殿にお参りして、新型感染症の鎮静祈念の「疫病鎮御祈祷之札」も戴いて来ました。
夏越大祓の当日の今日は、自宅で取り寄せた、お菓子の水無月（たねやさん）を戴いてお祓いを。
京都を中心に関西で、この日に食べる習慣があるという水無月。
ずいぶん前から、関東でも方々で売られるようになっていたのは知っていたのですが、見た目から、寒天のお菓子なのかな？と思い、あまり惹かれるお味に感じられない・・・などと思い込み、食べてみたい、という気にならずに過ごしてしまっていました。
けれど疫病除けの祓いである夏越の大祓に合わせて食べるという水無月。
小豆の赤い色が邪気を祓うとされているこのお菓子を今年こそは食べてみるべきでは？と思い、初めて戴いてみました。
すると寒天だと思っていた半透明の白い部分は、大好物のういろう製だったことがわかり、おいしくておいしくてびっくり！！
もっと早くに食べてみれば良かったのにーーー！！！
これからは毎年欠かさず戴くことにしなきゃ！！
ちなみに三角の形は氷を表し、上の小豆は氷に被さった土を表しているそう。
平安時代の旧暦６月１日の氷室の節句の日に、氷室から氷を切り出して暑気払いをする宮中の風習から来たものだそうで、とても風流なお菓子だったのですね。
無事に過ぎた今年の半年に感謝して、残りの半年も清く元気に過ごせますように。