東海道中膝栗毛にも登場する川崎宿の万年屋の奈良茶飯。
川崎では今も食べられるお店が何件かあるそうで、食べに行ってみたい!!と長い間思っていたところ、川崎に住む友人が、奈良茶飯の素を送ってくれました。
ほうじ茶のお出汁に煎り大豆と小豆と栗が入ったレトルトの素を研いだお米に混ぜて炊くだけ。
炊き上がりには煎り大豆の香ばしい香りが立ちのぼり、食欲をそそります。
ほうじ茶や煎り大豆たちのお出汁が染み込んだご飯とお豆たち。
素朴な味わいが滋味深くておいしい〜!!
豆入りなので栄養も腹持ちもよさそうで、江戸時代の旅人に人気だったことにもうなずけます。
起源だったという奈良でよく添えられるというしじみ汁に、大根と胡瓜の漬物を添えて。江戸時代の旅人気分を味わいました。
念願だった奈良茶飯を手軽においしく戴ける、友人からのうれしくやさしい贈り物に大感謝!!
明日の晩は、豆名月とも栗名月とも言われる十三夜。
日本ならではの美しい十三夜のお月さまに出会えますように。
十三夜についてのお話しは、こちらをご覧下さい。↓
栗名月~十三夜のお話し~