軽井沢安東美術館

軽井沢で所用があったので、知人が勧めてくれた、軽井沢安東美術館へ。

大好きな、藤田嗣治の作品だけを展示する、昨年秋に開館したばかりの個人美術館。

企画展「藤田嗣治 猫と少女の部屋」を鑑賞しました。

日帰りでの所用前の一時間ほどの短い時間しか取れなかったのですが、個人美術館なら充分な時間だろうと思っていたのは大間違い。


120点もの秀作揃いの作品に、これはまた近々改めてたっぷりと時間を取って訪れなきゃ、と、後ろ髪をひかれる思いを抑えながら、少し急ぎ足で全展示室を鑑賞しました。

本美術館での初披露と言う「猫の教室」。

美術大学予備校に通っていた十代の頃に、東京都庭園美術館での「レオナール・フジタ展」で出会い、惹きつけられたこの作品とは33年ぶりの再会。

ミュージアムショップで、クリアファイルを図録と共に求めました。

展示室ごとに壁の色や天井の形状と照明も変えた、展示方法や建物もすばらしく、ほんとうにゆっくりと滞在したいとてもすてきな美術館でした。

美術館を訪れると立ち寄る併設のカフェも、明るい光がたっぷりで、とても気持ちがよさそう。
次の機会には、こちらですごす鑑賞後のひとときもたのしみに。