徳間書店の文芸PR誌『読楽』(電子書籍)10月号(9/30配信開始)に掲載の、あさのあつこ先生の連載時代小説「おもみいたします<二>」の扉イラストを担当させて頂いています。
第11回の扉には、見えないお梅が、どこかで咲いている菊の花の香りを嗅ぎ、昨日より強くなった日差しや風に肌をさらすたびに、自分の世界の豊穣を思い、「あたしは豊だ」と胸を張る姿をイメージして。
「一緒に駕籠に乗った先生が煽ってきた。焦るな、迷うな。もう後戻りはできない。お梅は唇を噛み締める」
扉の拡大画像は<時代物Works>のページでご覧頂けます。
前回の「おもみいたします<二>」の挿絵については、こちらをご覧下さい。↓
『読楽』9月号連載小説挿絵<第10回>