『読楽』3月号読み切り小説挿絵<前篇>

一昨日2/28(金)発売開始の徳間書店の総合文芸誌『読楽』(電子専売)3月号に掲載の篠綾子先生の時代小説「衣被香(えびこう)~仙薫堂香り噺~」<前篇>の扉イラストを担当させて頂いています。

今月の<前篇>と来月4月号掲載掲載予定の<後篇>の特別読み切り作品。

昨年2月の『日刊ゲンダイ』での1ヶ月読み切り連載の際に挿絵を担当させて頂いた「残り香」。

その続編作品の挿絵を担当させて頂ける事になり、とてもうれしく光栄です。

前篇となる今月の扉には、時が過ぎるのを忘れてしまいながら薬研を使い衣被香を拵える、女香職人・おみつの姿をイメージして。

ー香りにこめられた それぞれの人生ー
「店を訪れた男は袂から小さな巾着を出した。
妻が使うこの香りと同じにおいを纏う男がいるという」

前回の連載で、魅力的で奥深いお香の薫りが文章からも漂ってくるかのような、しっとりとした気品に溢れた作風にすっかり魅了されてしまった「仙薫堂香り噺」。

心に沁み入る素敵な今作の<後篇>もたのしみに描かせて頂きます。

扉イラストの拡大画像は<時代物Works>のページでご覧頂けます。

前回の「残り香」については、こちらをご覧下さい。↓
『日刊ゲンダイ』連載小説挿絵
『日刊ゲンダイ』連載小説挿絵<終了>

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