「没後150年記念 歌川国貞」展・前期

kunisada

太田記念美術館で開催中の「没後150年 歌川国貞」展の前期展へ行って来ました。

現在、人気・認知度の高い浮世絵師である、歌川広重と歌川国芳と並んで、当時の三代浮世絵師であった歌川国貞は、その広重・国芳をしのいだ当時の人気No.1を誇る浮世絵師。

その国貞の大回顧展。

国貞の上手さと巧みさに、当時の江戸っ子には、いちばん指示されていた、という事を 深く納得させられる、名品盛りだくさんの充実した展示でした。

最晩年の美人画で、おそらく未刊行という、「江戸美人尽」のシリーズは、下絵・版下の双方が残され、台紙に並べて貼られている体裁が、興味深くとても面白かったです。

来月から展示替えになる、後期の作品もたのしみな、国貞の魅力を満喫出来た展覧会でした。

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