奈良の蚊帳ふきんの中川政七商店さんとフィギュアの海洋堂さんがコラボした、日本全国まめ郷土玩具蒐集シリーズのガチャガチャ。
第一弾は買い逃してしまい、お店で見かけた第二弾から、シリーズに一度きりのチャレンジ、と決めて買ってみています。
第二弾は長野県の鳩車。
アケビ蔓細工が盛んな野沢温泉の工芸品。
アケビ蔓の質感まで再現されていて、車輪もちゃんと廻る繊細な作りに感動。
第三弾は、和歌山県ん那智の火祭り人形。
那智の火祭りで、重さ50kgもある大松明を掲げた若者の姿を現した人形。
第四弾は、熊本県の木の葉猿という悪病・災難除けの玩具。
開けた時は「見ざる・聞かざる・言わざる」の三猿の様に見えましたが、奈良時代、都の落人が夢のお告げで春日大明神を祀る祭器を作った残りを捨てると猿になったという伝説のある手びねりの玩具。
第五弾は滋賀県の草津張子。
猩々と達磨のの赤い張子人形は、子供の疱瘡除けを祈ったもの。
一つのシリーズに8種類の玩具が入ったガチャガチャなので、この中ではこれが一番欲しいかな?と思ってハンドルをひねるのですが、第二弾の鳩車以外は残念ながら一番のものではありませんでした。
けれど、持ち帰ってながめていると愛着が湧いてきて、この子でよかったなと思えてきます。
私の手元に来てくれた、まめ玩具の郷土を訪れることがあったら、まめではない本物の郷土玩具を探してみたいものです。