本日、6/10（水）光文社文庫より発売の稲葉稔先生の新刊『兄妹氷雨～研ぎ師人情始末＜五＞～』のカバーイラストを担当させて頂いています。
昨年秋から隔月刊行の、稲葉先生の「原点シリーズ」の「研ぎ師人情始末」シリーズ決定版の第五弾。
長屋から、両親、そしてその子供たちが次々と姿を消した。
剣客研ぎ師・荒金菊之助が掴んだ真相とはー。
帯にある、人情研ぎ師・菊之助の「生きるうえで逃げられないことがある。踏み出した足を止めてはならぬときがある。」という言葉が、胸に響きます。
涙溢れる人情物語。
本作『兄妹氷雨』からお読み頂いても、充分おたのしみ頂けますが、既刊の第一弾『裏店とんぼ』第二弾『糸切れ凧』第三弾『うろこ雲』第四弾『うらぶれ侍』と合わせて、よりおたのしみ頂けたら幸いです。
美しくデザインして頂いた文庫本。
書店に御用の際には、ぜひ、多くの大型書店さんが休業中だった先々月に刊行の第四弾『うらぶれ侍』も合わせて、お手に取ってご覧下さい。
下記の光文社文庫のサイトや、各オンライン書店からもネット購入して頂けます。↓
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334790448
カバーイラストの拡大画像は＜時代物Works＞のページでご覧頂けます。
既刊のシリーズ、第一弾～第三弾については、こちらをご覧下さい。↓
『うらぶれ侍～研ぎ師人情始末＜四＞～』文庫カバー装画
『うろこ雲～研ぎ師人情始末＜三＞～』文庫カバー装画
『糸切れ凧～研ぎ師人情始末＜二＞～』文庫カバー装画
『裏店とんぼ～研ぎ師人情始末＜一＞～』文庫カバー装画