本日12/9(水)発売の光文社文庫12月の新刊・稲葉稔先生『恋わずらい~研ぎ師人情始末<八>~』のカバーイラストを担当させて頂いています。
昨年秋から隔月刊行されている、稲葉先生の「原点シリーズ」決定版の第八弾。
飲み屋の女将殺しの探索を頼まれた剣客研ぎ師・荒金菊之助。
しかし、近頃同じ長屋に越してした隠居侍に疑いがかかる。
武士の矜持を信じる菊之助が掴んだ真相とは_。
カバーには、町方の手下をする次郎と次郎が一目惚れをしたおさちと、その二人を見守る菊之助を。
帯にある「哀しき一目惚れ」とは?
お人好しな菊之助の「こんなことで死んでどうする。生きてりゃまたいいことがある」という言葉がやさしく胸に響きます。
本作『恋わずらい』からお読み頂いても、充分おたのしみ頂けますが、ぜひ既刊のシリーズ第一弾~第七弾と合わせて、よりおたのしみ頂けたら幸いです。
美しくデザインして頂いた文庫本。
ぜひ書店でお手に取ってご覧下さい。
下記の光文社文庫のサイトや、各オンライン書店からもネット購入して頂けます。↓
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334791322
カバーイラストの拡大画像は<時代物Works>のページでご覧頂けます。
既刊のシリーズ第一弾~第七弾については、こちらをご覧下さい。↓
『おしどり夫婦~研ぎ師人情始末<七>~』
『迷い鳥~研ぎ師人情始末<六>~』
『兄妹氷雨~研ぎ師人情始末<五>~』
『うらぶれ侍~研ぎ師人情始末<四>~』
『うろこ雲~研ぎ師人情始末<三>~』
『糸切れ凧~研ぎ師人情始末<二>~』
『裏店とんぼ~研ぎ師人情始末<一>~』