『読楽』12月号連載小説挿絵<最終回>

omomi11k

扉イラストを担当させて頂いている、徳間書店の文芸PR誌『読楽』に掲載の、あさのあつこ先生の連載時代小説「おもみいたします」。

昨日12/10発行の12月号の第11回で最終回を迎えました。

最終回の扉には、枝に止まった青い鳥を、射手が射抜こうとしている矢羽根から、庇おうと立ち上がる5歳のお梅の姿を。

書店などでお手に取って頂ける機会がございましたら、ぜひご覧頂けると光栄です。

一昨年6月の『日刊ゲンダイ』での1ヶ月読み切り連載の際の挿絵を担当させて頂き、魅力的な主人公と登場人物と、深い心状表現に惹き込まれ、大ファンになってしまった「おもみいたします」の続編である今作。

今回の連載でも、人の哀しさや切なさに心をしめつけられたり、けれども強くあろうとする登場人物たちの清さや意志に心を奮わせて貰い、毎回のお話しがたのしみでたのしみで堪らない連載でした。

小説を読み、挿絵を描かせて頂くことで、私自身もお梅ちゃんに毎月心の揉み治療をして貰えたような、とても貴重な感覚の至福のお仕事でした。

そして前回の連載時から、毎回描かせて頂いた挿絵に温かい励ましを下さり、安心して作品の世界に浸り乍ら、とても気持ちよく一年間描かせて下さった、担当編集者さんに心よりの感謝を。ありがとうございました。

ぜひまたこの魅力的な作品世界を続編などで味わせて頂けますように。

扉画の拡大画像は<時代物Works>のページでご覧頂けます。

前回の「おもみいたします」の挿絵については、こちらをご覧下さい。↓
『読楽』11月号連載小説挿絵<第10回>

『日刊ゲンダイ』での連載小説挿絵については、こちらを。↓
『日刊ゲンダイ』連載小説挿絵<最終週>
『日刊ゲンダイ』連載小説挿絵<第三週>
『日刊ゲンダイ』連載小説挿絵<第二週>
『日刊ゲンダイ』連載小説挿絵<第一週>
『日刊ゲンダイ』連載小説挿絵

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