少し前にミラーレスカメラを購入したのですが、全自動モード以外の使い方がわからず(わかろうとせず?!)、一眼の意味がないな・・・と思っていたのですが、キャノンがEOS学園という写真学校で、初心者から学べる講座を開講していると知り、受講してみました。
調度同じ日の、午前にミラーレスカメラを初めて購入した人向けの使い方講座と、午後に応用撮影ゾーンの撮影基礎講座があったので、両方続けて受講してみる事に。
メカがなんでも得意でなく、取扱説明書を読むのを面倒がる性格なので、こういう講座があるととても助かります。
専門家の先生が、直接ひとつひとつのステップを踏んで丁寧に教えてくれるので、とてもわかりやすく、たった一日でデジカメっておどろくほど便利でたのしい〜!!と、俄にメカ音痴を返上した様な気分に。
そう言えば、ン年前に卒業したデザインの専門学校であった写真の授業では、フィルムのマニュアル一眼レフカメラで、あちこちいろいろ撮るのがたのしくて仕方なかったな。
マニュアルだからピント合わせを自分でするのも好きで、アルバイトで溜めたお金で引き延ばし機まで買って、一人暮らしの同級生の家に暗室を作って、みんなで焼き付けしたな、などということまで懐かしく思い出しました。
当時はフィルムやその現像代も学生の身分の私には高価だったので、シャッターもいまのデジカメの様に気軽に押せなかったり、焼き付けてみてはじめて、露出を誤ったーと、わかったり。
その点いまのミラーレスデジカメは、シャッターを切る前に仕上がり状態を確認して撮れるのは失敗知らずでとてもありがたいですが、アナログ時代の数々の失敗も、悪いものではなかったな、と思います。