本日2/9(火)発売の光文社文庫2月の新刊・稲葉稔先生『江戸橋慕情~研ぎ師人情始末<九>~』のカバーイラストを担当させて頂いています。
一昨年秋から隔月刊行されている、稲葉先生の「原点シリーズ」決定版の第九弾。
剣客研ぎ師・荒金菊之助の隣長屋に一人住まいの美人が越してきた。
訳ありの女に、またもお人好し菊之助の人助けが始まった!
カバーには、菊之助と菊之助の従兄弟で南町奉行所臨時廻り同心の秀蔵を。
捕縛した下手人に大番屋から逃走されてしまい、必死に追う秀蔵の助をする菊之助。
帯にある「されど、女は強し」のラストが待っています。
江戸情緒に溢れる様々な雨のシーンが、しっとりと印象的に心に残る第九弾。
本作『江戸橋慕情』からお読み頂いても、充分におたのしみ頂けますが、ぜひ既刊のシリーズ第一弾~第八弾とも合わせ、よりおたのしみ頂けたら幸いです。
美しくデザインして頂いた文庫本。
書店へお越しの際には、ぜひお手に取ってご覧下さい。
下記の光文社文庫のサイトや、各オンライン書店からも、ネット購入して頂けます。↓
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334791582
カバーイラストの拡大画像は<時代物Works>のページでご覧頂けます。
既刊のシリーズ第一弾~第八弾については、こちらをご覧下さい。↓
『恋わずらい~研ぎ師人情始末<八>~』
『おしどり夫婦~研ぎ師人情始末<七>~』
『迷い鳥~研ぎ師人情始末<六>~』
『兄妹氷雨~研ぎ師人情始末<五>~』
『うらぶれ侍~研ぎ師人情始末<四>~』
『うろこ雲~研ぎ師人情始末<三>~』
『糸切れ凧~研ぎ師人情始末<二>~』
『裏店とんぼ~研ぎ師人情始末<一>~』